- [ インテリアデザイン ]
2021.9.23
アートを飾って暮らしを豊かに
どこに飾るか? を考える
どんなアートを選べばいいのか、大きさは? フレームの色は? デザインは??
悩み出すとキリがなくて、結局どこにも飾れずじまい・・。という話を、よく耳にします。
そこで提案したいのは、最初にディスプレイするスペースから考えること。キャビネットの上や、壁面、床など、場所別のポイントを押さえておくと、気負わずに飾れるようになりますよ。
キャビネットの上は、フレーム選びにひと工夫
リビングのコーナーなどに置かれているキャビネットやコンソールテーブルの上を、ディスプレイに使っている方は多いと思います。家族の視線が集まるコーナーは、好きなアートを飾るのに絶好のスペースです。フレームは壁に立て掛けられるので、壁面に穴を開けずに飾れるのも便利ですよね。
アートを1枚で飾るなら、花瓶やライトなど、一緒にディスプレイするアイテムと雰囲気を合わせることで、部屋にうまくなじんでくれます。
サイズの違う数枚を重ねて置くのも、コラージュのようになっておしゃれ。このとき、中のアートの雰囲気がバラバラだったら、フレームの色をそろえるとまとまりが出やすくなります。
壁面は、飾る位置を決めてギャラリー風に
外国のインテリアのように、壁一面にフレームを飾るのも素敵ですよね。
中のアートや、フレームの雰囲気に統一感がなくても、1箇所にまとめて飾ればギャラリー風になってインパクトが出ます。
ただし、無計画にバラバラとかけてしまうと散漫な印象になりがち。飾る壁面を決めたら、先にスペース取りをして、その中に納まるように飾るのがコツです。周囲の余白も大切なんですね。
失敗して穴を開けてしまうのが心配な方は、あらかじめフレームのサイズに紙を切って型紙にし、バランスを見て位置を決めておくといいですよ。
小さいサイズのアートなら、アート用シェルフを取りつけて並べても。気分に合わせてアートを入れ替えることも、これなら簡単にできます。
お子さんの絵などを成長に合わせて飾りかえていくのもおすすめです。
大きなアートは、床置きスタイルもおすすめ
ビッグサイズのアートは、それだけで迫力満点! みんなが目にするリビングの壁面に飾れば、部屋の印象づくりに大きく役立ちます。シンプルなインテリアなら個性的なアートが映えますし、モノトーンや抽象的なタッチのアートは、どんな部屋にもマッチしやすいです。
もう少しさりげなく飾りたいときは、床置きがおすすめ。ソファの横や玄関ホールなどに置くだけで、おしゃれなディスプレイが楽しめますよ。
大きいものなので、フレームはあまり主張しすぎない、部屋やソファの雰囲気になじむものを選ぶといいでしょう。
いかがでしたか?
アートは暮らしに不可欠なものではありませんが、毎日の暮らしをちょっぴり豊かにしてくれる存在です。絵画、ポスター、写真など、アートの種類は何でもOK。まずは一枚、お気に入りのものを飾ってみてくださいね!
画像引用:Pinterest,イケア・ジャパン