- [ インテリアデザイン ]
2020.1.21
My home をご案内します
インテリアデザインを語る前に、まずは私、竹川のマイホームをご紹介します。
3世帯住宅として7年前に建てた木造2階建。私の“好き”が詰まった場所です。
周囲の街並みに寄り添ったしつらえに
都内でも緑の多い静かな街。お寺が点在し、古くからお住いの方も多い地域です。
だからモダンすぎる家では景観から浮いてしまう・・・
ということで、外観はジャパニーズモダンの木造に。
室内は木の窓枠や、天井にも梁を見せるようにして、部屋の中でも木のぬくもりが感じられるようにしています。
キッチン&ダイニングの主役はデンマークのアンティーク家具
ダイニングテーブルはデンマーク製のヴィンテージ、椅子もデンマークの「カイ・クリスチャンセン」のものです。落ち着いたデザインと上品な木目で、すごく座りやすいのもお気に入り。
若い頃からアンティーク家具に目がなくて、学生時代にはアンティークの家具ショップでアルバイトをしていたことも。当時はイギリスの古い家具が好みでしたが、イケアジャパンに入社して北欧の文化に触れたことで、北欧ヴィンテージ家具の奥深さにもはまっています。
U型のキッチンはイケアのものをカスタマイズ(※現行のシリーズではありません)。北欧ヴィンテージを意識して、シックにまとめました。カウンターはキッチンとダイニングの両側から使える引き出しになっているので、収納力も抜群です。
リビングはマテリアル重視。和室にもしっくり
リビングには大きめの革のソファを置きました。あえてクールなデザインを選んでモダンな印象に。
お気に入りは、タイル張りにした床。
梁や窓枠といった木のテクスチャに、さらに床をフローリングにしてしまうと、ややトゥーマッチ(あくまでわが家のバランスですが)。
そこにツルッとしたタイルや、革のソファなどの異素材を合わせることで、ぐっと洗練されたコーディネートになります。
ヴィンテージのデンマーク家具ともよく合いますよね。
また、リビングに隣接して小さな和室を設けました。
たまに着物を着る機会があるので、ここで着替えたり、ときには来客に泊まっていただいたり。
ふすまではなく半透明のパネル戸で仕切ったので、タイル床のリビングとも違和感がありません。
最近は敬遠されがちな和室ですが、あえてデザインに組み込み、異素材ミックスを楽しんでいます。
こんな感じでインテリアを楽しんでいますが、改めて自分の部屋の写真を見ていたら、椅子がすごく多いことに気がつきました(笑)
大好きみたいです。部屋のあちこちに置いておくと、なにかと便利なんですよね。
いつかこの椅子のお話もさせてもらいますね。
ダイニングテーブル:デンマークヴィンテージ
ダイニングチェア:カイ・クリスチャンセン
ソファ:ボーコンセプト